お局看護師が許せない(看護師の体験談)
突然ですが、あなたの職場にはお局様と呼ばれている人はいますか?日々忙しい看護師が働く現場の中で、お局様の存在にビクビクしながら仕事をするのは、本当にたまらないですよね。
今回は、お局看護師の存在に日々悩んでいるというあなたに「うちの職場のお局はこんな感じの人・・・」と話してくれた看護師達の体験談を紹介します。
お局看護師と呼ばれる人のタイプって?
どの業界の中でも、お局様と言う言葉がよく使われますが、みな個々のイメージでこの言葉を使っているケースも多くあり「お局様はこんな人!」という明確なものはないと思います。
たとえば、知り合いの看護師に「お局様のイメージは?」と聞いてみたところ
- 同じ職場に長く働き、職場内を仕切っている年輩の女性
- 婚期を逃した独身女性
- 気分屋でワガママ、性格もきつい女性
- 長くその職場にいて、態度だけが大きくなった女性
- 意地が悪く、口うるさい女性
など、はっきり言えばマイナスのイメージばかりがあげられました。
しかし実際に、同じ職場で長く働き職場を仕切っていても、部下や後輩から信頼され、お局様とは呼ばれることのない人達もたくさん見てきています。また年輩で独身でも、言われない人もいます。一体どこがどう違うのでしょう。
では実際に、看護師が働く現場で存在しているお局看護師には、どのような人いるのでしょうか?
体験談:子どもを扱うより大変!
街のクリニックで働く20代看護師の話です。私の働くクリニックは、地域で長年開業しているクリニックです。そこには50代後半のお局看護師がいます。彼女はとにかく感情の起伏が激しく、午前と午後でも機嫌が変わります。
またそれまでは上機嫌だったのに、ちょっとしたことで態度が急に変わってしまうことさえあります。そんな時は、近づかないのが一番なのですが、小さな病院内のため逃げ場もなく、落ち着くまでじっとこらえている状態。
どうしても話しかけなくてはならない時には、お菓子などを片手にやんわりと違う話で、気分を切り替えてもらったりするなど、子ども以上にその対応には神経を使っています。
体験談:目をつけられたら最後!
病院勤務4年目の20代看護師の話です。私が働く病棟にも40代後半の独身看護師がいます。新人の時代から何故か私だけ怒鳴られることが多く、人前でも構わず大声で注意されました。
まともな指導もなく、逆に無視されることも多く、本当に辛い1年目を過ごしました。しかし、これは毎年恒例のようで、翌年以降も新人の1人が必ずその人に目をつけられて、同じような目にあっています。
このお局看護師に対して、まわりはもちろん、看護師長さえも、何も言えず。いつまでこんなことが繰り返されるのか、本当に憂鬱です。
体験談:定年退職後も存在感丸出し!
特養勤務3年目の30代看護師の話です。20年以上同じ特養施設に勤務し、看護部のリーダーとして自分のやり方、自分のルールで仕切ってきたお局看護師その彼女が、晴れて60歳定年を迎え、まわりの看護師とともに喜び合ったのもつかの間・・・
定年後もパート職員としてこの職場に残ることになったのです。
もちろん、看護部には新たなリーダーが任命されましたが、そんなことは彼女にとってはお構いなし。正社員である私達に対しても、以前以上に口うるさく指示を出します。
もちろん電話を受けたり、雑用など面倒な事は、まわりがどんなに忙しくてもやりません。お局看護師の退職機に、職場の環境が一気によくなると思っていた私達の落ち込みは、今も続いています。
まとめ
今回皆さんのお局看護師の体験談を聞きながら、あらためて世の中には色々な人がいるものだと思いました。そう言われてみれば、うちの職場にもこんなお局様が・・・と感じた人もいるのではないでしょうか。
知らず知らずにまわりをふりまわすお局様。「自分だけはお局様と呼ばれる人にはならない」と反面教師にするのが一番良いかもしれませんね。