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看護師が早期退職となった理由ってどんなものがある?

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看護師として働く人の中には、せっかく就職、転職したばかりなのに、様々な理由から早期退職をする人もいます。今この記事を読んで下さっているあなたも、少なからず「今の職場や仕事がつまらない」「このまま続けていけるのか・・・」「できれば辞めたい」などの思いを持っているのではないでしょうか。

看護師という仕事は、ストレスがたまりやすい職種だと言われています。そのストレスに加え様々な理由も重なり、1年未満で退職してしまう看護師もたくさんいます。今回は、看護師が早期退職をすることになった理由について考えてみました。

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看護師が早期退職となった理由

看護師の資格を取り、4月に晴れて就職した新人看護師や、以前の職場を辞め、新たな気持ちで転職をした看護師の中にも、すでに「こんなはずではなかった・・・」と苦しみながら働いている人も少なくありません。

もちろんストレスや悩みを抱えていても、話を聞いてもらったり、相談できる上司や同僚がいればまだ良いのですが、ひとりで抱え込み、孤立してしまうことで、さらに辛い日々を送ることになります。

では、いったい早期で退職をした人達は、どのようなストレスや悩みを抱えていたのでしょうか。代表的な理由を紹介します。

1.人間関係

どこの業界でも、職場を辞める理由の代表的なものとして先輩や上司、同僚との人間関係の悪化があげられています。看護師の職場でも、人間関係の悪化からくる悩みやストレスを抱える人が多くいます。最近では男性看護師も増えてきているとは言え、まだまだ女性の多い職場のため、女性特有の複雑な人間関係もあるようです。

実際、職場の人間関係になじめない新人看護師が、先輩看護師から受けるイジメやパワハラにより、辞めたという話も少なくありません。もちろん新人看護師に限らず、人間関係が上手くいっていない職場環境で仕事を継続するのはとても苦痛なものです。

場合によっては職場内で孤立してしまい、精神的に参ってしまう可能性もあります。中にはうつ病になるなどの深刻なケースも考えられるので、必要であれば我慢せず、退職や転職に向けて動きだすことも大切です。

2.給与や待遇への不満

忙しい業務にもかかわらず、給料や待遇の不満により辞める看護師の話もよく聞きます。面接時の話と違っていた、希望していた科と違う科に配属された、給料が安く残業代も出ない、施設看護師に転職したが介護職と給料が変わらなかった・・・など、給与や待遇面の不満により辞める人もいます。

3.業務量や労働時間の問題

看護師業界は、常に人手不足の状態のため、休みがほとんど取れない、夜勤や残業(サービス残業も含)が多い、業務量(業務負担)も多く、仕事が辞めたくなるような原因や不満が常にはびこっています。

自分が想像していたより拘束時間が長く、休日出勤も当たり前のようにあり、自分の時間が減ってしまうことを不満に思う新人看護師も少なくありません。

4.求められることが多すぎる看護の仕事

人の命を預かる看護師の仕事は、求められることも多い職種と言われています。その中で、仕事に対する責任感の重さ、自分自身のスキル不足、プレッシャーによるストレスなどで自分に自信が持てずに、辞めていく人もいます。

5.体調不良

あまりにも多忙な業務に、心身ともに限界になり辞める人、病院勤務の不規則なシフトや夜勤業務に体調を崩す人も多くいます。

まとめ

せっかく就職や転職をしたものの、上記のような様々な理由が重なり、結果として早期退職につながっていく場合もあります。「どうせ辞めるのであれば、少しでも早いほうがいい」という人、また逆に「もう少し我慢したらどうにかなるかな?」とその後も「辞める辞めない」と悩み続けている人。

またいざ早期退職したものの、「やっぱり辞めなければ良かった」と後悔している人などもいます。あなたが今抱えている不満や悩みは、早期退職することにより解決できるものなのかどうかを一度立ち止まって考えてみることも大切かもしれません。