キザート

ブログ名に意味はありません。看護職の方の役に立てるようなブログを目指しています。

看護師は気分転換に何をしている?

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日々ハードな仕事をこなしている看護師の皆さん。私の知る限りでも、プライベートでは、様々な趣味を持ち活動している人がたくさんいます。このブログを読んでいる看護師さんの中には、うまく気分転換ができず、気分の落ち込みがちな生活を送っている人もいるのではないでしょうか。

今回は年代や経験を問わず、看護師の皆さんはどうやって、仕事とプライベートのオンオフを切り替えながら生活しているのか、それぞれの職場で働く看護師の方の話をもとに考えてみました。

看護師は何故ストレスがためこみやすいのか

看護師は働く職場によっても違いはありますが、医療知識や体力が必要なのはもちろん、たくさんの患者さんや利用者さん、またその家族の方々、その他様々なスタッフとの人間関係の中で、ストレスも溜まりやすい職種です。

こうした日々の仕事の中で感じるストレスや疲労の蓄積も、休日などプライベートな時間の過ごし方によって、大きく影響が出ると言われています。仕事以外の時間に、ストレス解消や十分な休息がとれないことで、慢性的な疲労にもつながってくるからです。

いずれにしても仕事で感じる疲労やストレスは、プライベートの時間を上手な過ごすより少しでも解消することが重要です。

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看護師は、どんな気分転換をしているの?

ベテラン看護師になると、疲労やストレスがたまってきたかなあ・・・と感じた時には、できるだけ早めに気分転換をするようです。交代勤務や夜勤などの不規則な勤務が多い看護師は、ひとりでも可能な趣味を見つける人が多いと聞いています。

今回それぞれ違う職場で働いている3人の看護師の皆さんに、今気分転換にしていること(趣味)を聞いてみましたが、意外にも看護師の気分転換の方法は、活動的なものでした。

山登り

公立の保育園で看護師として働くAさん。Aさんの話によると、看護師の中で、山登りを趣味にしているという人がとても多いとのことでした。公務員のため比較的休みの融通がつけやすいAさんは、長年山登りのサークルに所属しているとのこと。

自分の休みを調整しながら、サークル仲間と一緒に、自分の体力に見合った山に登っているそうです。自然に触れることができる登山は何より気分転換になっているそうです。

ウォーキング

特養の介護施設で、施設看護師として働くBさん。以前大学病院で働いていた頃から、どんなに忙しくても時間を作っては、気分転換のために体を動かすことを積極的に行ってきたそうです。

今は夜勤もない規則的な勤務なので、毎朝出勤前に30分~40分かけて、近くの川べりをウォーキングするのが唯一のストレス解消法だそうです。静かな時間帯に、朝日を浴びながらのウォーキングは気分転換にもなり、気分よく出勤できているとのことでした。

映画鑑賞

夜勤のある病院で働くCさん。Cさんの病院はシフト制で働く不規則な勤務なため、仕事帰りに職場の同僚と一緒に、どこかにということができないため、ひとりでも楽しめる映画鑑賞を趣味にしています

平日休みも多い病院勤務のため、比較的いつでも好きな映画を混雑しない時間帯に、ゆっくりと観ることができているそうです。夜勤明けなどで疲れて映画館に行けないような時には、帰りにレンタルビデオを借りて、自宅でくつろぎながら観るのも気分転換にはなると話をしてくれました。

ちょっとした時間でできることを見つける・・・

気分転換のために、趣味を持つことができれば良いのですが、働く職場によっては、なかなかじっくり趣味に打ち込む時間も余裕もない人もいることでしょう。そんな時、あえて何か趣味を見つけなくてはと気負わずに、自分の空いた時間に何かできることをしてみるだけでも、気分転換につながるかもしれません。

まとめ

毎日ハードな仕事をこなす看護師には、気分転換をしながら、心身のメンテナンスが必要になります。なかなか休みでも時間がとれず、趣味なんて私にはとても無理・・・なんて思っている人もいるかもしれません。要は、趣味を見つけることが目的ではなく、気持ちをいかに切り替えることができるかが大切なのことです。