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看護師が転職する5つの理由

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先日看護師の友人と話す機会があり、その中で「うちの職場のナースがまた辞めることになって・・・」という話になりました。

彼女の話によれば「新人看護師を一生懸命育ててきても、中堅職員という立場になる頃にみんな退職や転職していくので、なかなか優秀な人材が育たない」と嘆いていました。

人手不足が続いていると言われている看護師の現場。その忙しい現場で日々働いているあなたも、できることなら転職したいと考えているひとりではないでしょうか。

今回は、みなどのような理由で転職していくのか、転職理由について考えてみました。

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転職理由には、本音と建て前があるの?

実際に今まで働いてきた職場を辞め、転職してきた人の多くは、表面上の退職理由と本音とは違うとはっきり言います。特に女性が多く働く看護師の退職理由としては、結婚や出産・育児、家族の介護とか体調不良など、個人的な事情をあげる人も少なくありません。

しかしそれはあくまでも退職や転職をするための建て前であって、本音の理由がなかなか表面上に出てこないこともあります。きっかけは、結婚や出産であっても、その裏には、様々な本音が隠されているようです。

では、その本音の部分の転職理由にはどんなものがあるのでしょうか。

転職理由1:職場の人間関係

これはもちろん看護師の職場に限ったことではありませんが、給与などの労働条件よりも、職場の人間関係が退職や転職の引き金になることが多いようです。看護師の職場には、幅広い年齢層の女性が多く働いています。

その中には、本当にさまざまな性格、考え方、価値観を持った人もいます。職場によっては、派閥があったり仲良しグループなどもあるとか・・・上司や同僚との相性が良ければよいのですが、どうしても苦手に感じる人、また恐怖を感じてしまう人などがいて、そういう人と夜勤等で一緒になる夜は、とても苦痛だと言う声もあります。

転職理由2:仕事がきつい!

看護師の業務自体が体力的に厳しいと言われていますが、職場によっては夜勤が続いたり、連日の残業が原因で疲労が常にピークの状態だという人も多くいます、実際、体力的にきつくて続けられないことを理由にあげて退職する人も少なくありません。

どんなにやる気はあっても、いつしか体力や心が限界を迎えてしまい、最悪の場合、心身に疲労をきたして職場に行けなくなってしまったという話も聞いています。

転職理由3:労動環境が悪い

看護師の人手不足の問題が深刻化する中で、人手不足による過重労働の問題も労働環境を悪化させている大きな要因となっています。病院では、夜勤や交代勤務による24時間体制。看護師も2交代制での長時間労働で現場を支えているのです。

有休はもちろん通常の休みも思うように取れず、おまけに残業。看護師なのにそれ以外の雑務に追われることもあり、職場の労動環境への不満や不安も、転職の理由になっています。

転職理由4:やりがいが見いだせない

「自分はこういう仕事がしたくて看護師になったのに、この職場ではそれが叶わない・・・」とそんな転職理由をもつ看護師もいます。

知人の看護師の中にも「友人で同期の看護師は、自分の目指した看護の道に向かい、今も高い意思を持って仕事をしているのに、自分は日々雑務に追われ、やりがいを見いだすことさえできない。」と転職を考えている人もいます。

厳しい業務に日々追われる中で、誰のために、また何のために働いているのか分からなくなり、転職を検討することもあるようです。

転職理由5:待遇面への不満

一般的に看護師の賃金が良いとは思われがちですが、現場で働く看護師の多くは「仕事のわりに給料が見合わない」と感じているようです。確かに夜勤や長時間労働、残業などが多い割には、少ないと思うことはあります。

また職場によっても給与等に大きく差があり「どうして自分の職場は、他の病院に比べて給料が安いのか・・・」と、それが不満につながって転職の理由になることもあります。

まとめ

看護師になりたいと資格を取得した人の中には、白衣の天使を夢見て就職した人も多くいるいのではないでしょうか。しかし実際に看護の現場に入ってみると、思い描いていた理想とはほど遠い現実にぶち当たることもあります。だからと言ってせっかく取得した看護師の資格を活かさない手はありません。

日本は高齢社会を迎え、それに伴い看護師の需要もますます増えていくことでしょう。その中でこれから先、看護師の資格を活かせる職場も多くなります。是非自分にあった転職先を探し看護師としてやりがいを見つけてほしいと思います。

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